ジーピーエム(株)(本社/兵庫県姫路市)は10月1~2日、「さがっこミライふぇすた140(いちよんまる)」において佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合(佐賀遊協)のブース出展に協力した。
この催しは、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)が主催、佐賀県と公益財団法人未来創造基金(未来創造基金)が共催し、未来を担う子どもたちを守るチャイルドシートの普及・啓発を目的として、イオンモール佐賀大和・駐車場特設会場において開催した交通安全イベント。佐賀県内のチャイルドシートの使用率が全国平均を大きく下回っていることを受け、佐賀県内の子育て家庭を対象に学童用チャイルドシート(ジュニアシート)を無償提供するため、クラウドファンディング(CF)で寄付を募り、114台を用意した。希望する家庭を募り、今回のイベント会場において、JAFが希望者に取り付けた。シートの着用が大切だということを、まずは佐賀から全国に広めようという、全国初の試みとなった。
佐賀遊協は、パチンコ店の組合であることを一般の人にもより分かりやすく伝えようと、今年7月より組合の名称変更を行った。イベントを通じ、組合の認知とともに、地域の備えも念頭に置いたパチンコ店の防災備蓄の現状を広く知らせるため出展。ジーピーエムは、会場入り口でローリングストックによるミネラルウォーターなどが入ったパッケージを来場者に配布し、周知支援を行った。先の台風で実際にホール駐車場に避難したという来場者の声も聞かれ、また主催者側からは、災害被害減少に向けて今後連携したいとの要請を受けたという。
両日とも会場では、パトカーや消防車、救急車、自衛隊車両等の展示や記念撮影、ヒーローショー等のイベントも加わり、多くの家族連れで賑わった。