娯楽産業 
ゲンダイエージェンシー(株)(本社／東京都新宿区)は10月9日、遊技業界関連企業のCSRニュース配信サービス「ぱちんこ広報室Pachinko public relation office」の開始に伴い、業界誌記者を集めた説明会を開催した。
サービスは提携企業より同社がニュースを受け取り、業界誌をはじめとする各メディアに配信するというもの。説明を行った同社経営企画部の佐藤聖子氏によると、現在、ホールを始めとする業界関連団体では、社会貢献活動や暴力団排除宣言等、様々なCSR活動を行っているが、この様な企業姿勢をなかなか外に発信する事ができないという悩みを抱えている企業も多いという。
その原因は、メディア記者とコンタクトするルートを知らなかったり、広報部門がなかったり、効果的なニュースリリースの作り方を知らなかったりする、広報に関するノウハウ不足が主なところ。サービスでは、リリース配信システムの構築により、中小企業も含めた全国ホール、業界関連企業、業界団体のトピックを流通させ、一番身近な後方支援会社として、広報全般をサポートする。
説明会ではCSRについての理解をより深めるため、(株)ファイブ・シーズ(本社／東京都文京区)の執行役員・西坂洋一氏を招いたセミナーも行われた。西坂氏はCSRとは、「企業の持続的成長」を実現するための活動だと定義づけ、CRSに基づく企業活動とはどのようなものなのかという説明や、大手企業が行っている活動例の紹介などを紹介した。