三重県遊技業協同組合の権田清理事長が経営する(株)キング観光(本社/三重県桑名市)は6月7日、県内所在の桑名市総合医療センター(竹田寛理事長)に対し1000万円を寄付し、同センターから感謝状を受領した。
(株)キング観光においては、3年前から本社が所在する桑名市の医療センターに対して、医療従事者支援を目的で寄付活動を行ってきていたが、昨年、本年とコロナ禍でお互いが厳しい経営環境が続いていたが、本年もコロナウイルス感染症治療に懸命にあたっている同センターに対して支援を継続する事。また、本支援は令和元年12月に死去した故権田盛秀前会長の「市総合医療センターの医療に寄与するため」にとの遺志を引き継いだもの。
寄付金について同センターの竹田理事長は、「基金を設立し、いただいた寄付はコロナ終息後に院内コンサートを開催するための費用や職員への特別報償など、療養中の皆様やそのご家族の方々に安らぎを感じていただくために活用します」と述べる等、コロナウイルス感染症の中で、医療活動に従事する職員のために活用する方針を明らかにしている。