娯楽産業 
キスケ(株)(本社／愛媛県松山市)が経営する「キスケパオ中寺店」は3月29日、愛媛県遊技業協同組合の役員会において、全日本遊技事業協同組合連合会の阿部恭久理事長より感謝状を受領した。これは、2月19日に中寺店の近隣住宅で火災が発生した際に、迅速かつ適切な通報と勇敢な行動で住民を救助した事に加え、消防訓練や安否確認訓練を年に2回実施している点についても高く評価したもの。
当時、お客から火災の報告を受けたスタッフ2名が、消防や警察の手配に加え、火災現場の住宅から隣家の屋根に避難した住民を救助し、安全な場所へと避難誘導。日頃からお客との関係性をしっかり構築できている事で、情報をいち早くキャッチし、迅速な対応に繋がった。
同社は、「お客様や地域のためにできる事は何かを考えた行動に引き続き尽力してまいります」としている。
【当日の時系列】
■11:50頃
・来店したお客から社員の中川氏にローソン裏の住宅から火の手が上がっていると一報が入る
・駐車場巡回をしていたスタッフの矢野氏が現場確認し、池田氏に報告
・池田氏が消防と警察に通報
■11:55頃
・隣の民家(空き家)の屋根に避難した人を、池田氏と矢野氏が発見し、脚立を使用して救助
・店内で遊技しているお客一人一人に現状を伝える
■12:00頃
・消防隊員が到着し、引き継ぎ完了
・鎮火