アンダーツリーグループ(本社/大阪市西区)は11月22日、本社ビルにて第2回「KHC」(キコーナホスピタリティコンテスト)の最終選考会を行った。KHCは『街の灯り、心の灯り』を企業コンセプトに地域から愛される店舗作りを目指す同グループが、目標の達成の為に欠かせないホスピタリティの向上を図ることを目的に、昨年よりスタート。アルバイトから役職までグループ傘下の店舗に所属する約2900名のスタッフが参加し、「カウンター部門」、「ホール部門」、「役職部門」の各部門の頂点を決める一大イベントとなっている。
22日の最終選考会へは1次・2次選考を勝ち抜いた22名が参加した。1次選考では店舗毎に各部門に参加する代表者をスタッフ間投票で決定し、2次選考ではKHCの運営スタッフが各店舗を巡回して日頃の業務から代表者一人ひとりを採点。各部門で上位7名(「役職部門」のみ特別枠含む8名)に選ばれたスタッフが、最終選考にて頂点を競い合った。最終選考会に先立ち、挨拶へと立った木下春雄社長は、「我々は常に、お客様のおかげで仕事があり、給料を頂けているのだという感謝の気持ちを持って働かなければなりません。そうした気持ちを持ってお客様に接する事で、形だけでない本物のホスピタリティが実現されます。皆さんには本物のホスピタリティを身に付けて頂き、営業のプラスにしていってもらいたいと思います」と語った。
最終選考では代表者一人ひとりが約10分の間、10名の審査員をはじめ、技術を学ぼうと見学に訪れた大勢のスタッフの前で、実際のホール営業を想定したシミュレーションを実施。部門毎に違ったシチュエーションが用意され、「カウンター部門」では電話対応や会員登録説明といった一連のカウンター業務を、「ホール部門」においては財布紛失者への対応や台を占拠して遊技観戦を行う来店者への対応など、ホール内で実際に起こり得る様々な状況を実演。「役職部門」ではホール巡回中のスタッフへの指導から、遊技台を叩く来店者への対応などが行われ、代表者はそれぞれのスキル・ノウハウを駆使して自身が持つホスピタリティをアピールした。
全代表者のシミュレーション終了後、各部門の入賞者が発表された。審査員が代表者一人ひとりに得点を付け、合計得点の最も高い人が優勝となり、「カウンター部門」は同じ得点でキコーナ八鹿店の澤田紗梨さんと、キコーナ府中店の小野寺美波さんの2名が優勝。「ホール部門」では金馬車 日立南店の黒羽薫さん、「役職部門」ではキコーナ姫路駅前店の松宏樹氏が頂点に輝いた。入賞者には前田俊幸専務取締役より表彰状が贈られた。表彰式終了後、前田専務は、「今回の『KHC』は全体的にレベルが高かったと思います。また、敬語の使い方やクレーム対応など、皆さんの実演を見る事で様々な課題も見えてきました。本日はレベルの高いホスピタリティを見せて頂きありがとうございました」と述べた。