(株)アミュゼクスアライアンス(本社/東京都渋谷区)は2月15日、大阪市内の難波御堂筋ホールにおいて、2月度の月例セミナーを開催した。「業績アップにつながるマシーンと戦略セミナー」と題して行われる本セミナーは、店舗営業に直結する知識やスキルなどを学ぶ事が目的。1年を通して12回に分けて行われ、今回はその9回目となる。
セミナーは「業界の周辺情報と解説、及び矢野経済研究所からの業界動向情報」「今後のマシーン動向、話題のマシーンの設置データや対応法」「『実学』を行う。店舗営業の戦略・戦術に関する理論とケーススタディ」の3部構成。同社の田守順代表、(株)ピーエスプランニングの渥美公一代表取締役、(株)矢野経済研究所の鮫島将克上席研究員の3名が講師を務め、最新の業界動向やホール営業のポイントなどを解説した。
「業界の周辺情報と解説、及び矢野経済研究所からの業界動向情報」にて講師を務めた田守代表は、警察庁生活安全局の小柳誠二保安課長が、全日本遊技事業協同組合連合会の1月の全国理事会の場において行なった講話について解説。小柳保安課長の言葉から今後、行政がパチンコ業界に対して進めてくるであろう取り組みを予測し、これまで以上に健全営業に努めるよう参加者に呼びかけた。
渥美代表取締役による「今後のマシーン動向、話題のマシーンの設置データや対応法」では今年のパチンコ、パチスロの年間販売台数について、パチンコは130〜140万台、パチスロは約88万台にるのではないかと予想。2005年にはパチンコ、パチスロ合わせて約390万台あった販売台数が半分以下にまで落ち込むのではないかと伝えた。