(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は、3月2日に開催した「大和川クリーンアップ大作戦」(大和川再生協議会・主催)に同社有志(社員/アルバイトスタッフとその家族)11名がボランティア参加した。同社の板倉行央社長が副会長を務める大阪福祉防犯協会が大和川再生協議会に基金を寄贈している縁から、毎年有志が集り、ボランティア参加する毎年3月の恒例活動。前日に雨が降り、川の増水が心配されたが、無事開催できたという。
参加した同社社員は「当日は足元がぬかるんだ場所が多かったものの特にトラブルもなく、朝の空気を楽しみながら清掃活動に参加できました。子供を連れた参加者には(ご褒美として)お菓子の詰め合わせがプレゼントされるなど、家族で楽しく参加して頂きました。それぞれの参加者は、手にゴミ袋を持ち、数十メートルに渡り川沿いのゴミを拾い集めました。ビニールの袋やペットボトルなどが濡れたまま散乱しており、いつもより拾うのに時間がかかりました。終了後は、ゴミはほとんど無くなっていました」と、一人一袋は回収出来たとのことだ。
この大和川クリーンアップは、長年にわたり有志(大和川再生協議会)により草の根的に始まった活動が広がっていったもの。1999年からは、大阪府・国土交通省近畿地方整備局、沿川市町村が連携協力した形で、毎年3月第一日曜に開催している。今回は、松原市をメイン会場(一級河川大和川左岸・大和川西青少年運動広場)に大和川・石川流域10市町64会場で実施。約1万7000人が参加し、約144トンのゴミを回収した(大阪府の発表)。
同社は「地球環境への貢献」を目指す自社の環境方針に沿って「今後も継続して活動を続ける事が一番大事だと考え、様々な社会貢献活動に取り組んで参ります」とニュースリリースを発信した。