(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は、3月3日に開催した「大和川クリーンアップキャンペーン」(大和川再生協議会・主催)に同社有志(社員/アルバイトスタッフとその家族)51名がボランティア参加した(写真)。
同社の加盟する大阪福祉防犯協会が大和川再生協議会に基金を寄贈している縁から、毎年有志が集ってボランティア参加する恒例活動。同日は一番海に近い住之江区側の河川敷に集合し、一人一組ずつ軍手とゴミ袋を持ち、約10メートル間隔で川沿いのゴミを拾った。川岸の小岩のまわりには、お菓子の袋やペットボトルのキャップなどの小さなゴミから大きな流木まで拾っていった。中には、1時間半ほどでゴミ袋5つ回収した人もいた。
この大和川クリーンアップは、全国一級河川のワーストランカーである大和川を再生しようと、30年前から河川流域の有志(大和川再生協議会)により草の根的に始まった活動が広がっていったもの。1999年からは、大阪府・国土交通省近畿地方整備局、沿川市町村が連携協力した形で、毎年3月第一日曜に開催している。今回は、大和川・石川流域10市町60会場、約18000人が参加し、約116トンのゴミを回収した。
アサヒディードでは「地球環境への貢献」を目指す自社の環境方針に沿って「今後も地元の方々と共に環境保護に取り組んで参ります」とニュースリリースを発信した。