(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)の社員有志(社員3名・子ども3名・写真)は、5月29日に開催した「第23回共生・共走リレーマラソン」に、スペシャルオリンピックス日本(SON)大阪のアスリート15名と一緒にボランティア(13名)として参加した。
スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある人たちに、日常的なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織の活動。アサヒディードは2001年からそのSON支援としてボランティアに継続して参加している。
今回、同社が初参加したリレーマラソン大会は、障がいの有無に関わらず5時間のリレーマラソンを行いつつ「共に走り、共に楽しみ、共に生きる」という共生の輪を広げて行こうというイベントで、1996年から毎年5月末の日曜日に開催する恒例のスポーツ大会。今年は万博記念公園・鶴見区緑地公園内が会場となり、1周約1.2キロメートルを5時間リレー方式で共走するルールで、1000名以上の参加者・ボランティアが大会に参加した。
SON大阪のアスリート選手と一緒にスタートや、併走してランニングをサポートするのが、ボランティアの役割だったが、マラソンが得意な選手は5周、普段マラソン練習していない選手は1周とそれぞれのペースでタスキをつないだ。大会には、企業から個人まで様々な選手(チーム)が参加しており、還暦を迎えた人から2歳位の児童まで思い思いにタスキをつないで共に完走を目指していた。