(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は11月28日、大阪市福島区の多目的ホール「堂島フォーラム」において、第11回「チャレンジシップフォーラム2017」を開催。併せて同社設立50周年を記念するメインイベントとして盛大な大会となった。
チャレンジシップフォーラムは“抜群に優秀なサービス”が同社のモットーであり、これを全社的に恒常し続けるため「一体感の醸成」を目的とした社内大会。グループ11店がエントリーし、今回設立50周年記念という事で、フォーラムテーマ「100年企業めざして〜新生アサヒディードの挑戦から」を壇上店舗3チームが、社員・スタッフ・来賓(関係取引先等の関係者等)約500名の前で総力を挙げ具現化した。
板倉孝次社長は、消費者に受け入れられるサービス業になるため、環境に適応できる新たなホールづくりをUber(ウーバー)の取り組みと比べた。ウーバーとは、アメリカの企業ウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリだが、世界632都市で普及している大変に便利な移動手段。日本では「自家用車による運送サービスと混同され白タク行為にあたる」のではないかとグレイ領域。しかし東京オリンピックやインバウンド対応の面では政府等含めて検討されている。歓迎されるべきサービスとしてのポテンシャルがあるからという。「社会と業界が劇的に変化し、もはや過去のビジネスモデルでは成り立たなくなっています。創業者からバトンを引き継ぎ、私は4代目経営者(リーダー)として、アサヒディードのDNAを引き継ぎ、楽しい遊びを提供したいという創業者の想いを大事に、これからも人々の暮らしに潤いを与える事ができる会社を目指していきます」と、新たなライオンとなるべきイノベーターの育成、人財を第一にする企業づくりを 強くメッセージした。
チャレンジシップフォーラムは、イルサローネ大和田店チーム、老舗の星チーム(東住吉店)、イルサローネ茨木(集客維持店の挑戦)チームの中から投票。結果、イルサローネ茨木チームの取り組みが得票を集め、最優秀となった。 イルサローネ茨木チームは、制約の多い営業条件の中で、工夫して何とか現状維持を打破していく、増客施策を店舗一体となって実践した。それが、貯玉やホール会員のやり方を着実にお客様に伝える「三推(さんお)し」、Just Do It(やるっきゃない!)というスタッフが一丸となった取り組みが共感を集めたようだ。
同社は1946年に創業。1954年、大阪市中央区にパチンコホール1号店「銀星」オープン。1967年、(株)アサヒスポーツセンターを設立し法人化。以来、創業の精神「信用構築、永続発展、変化即応」を起点として、地域と共に成長を続けてきた。会社設立50周年(創業71周年)を節目として、「より多くのお客様に喜ばれる娯楽を通じて豊かな暮らしを実現します」という経営理念のもと100年企業目指し新たな一歩を進めている。