ホール経営企業の(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は3月6日、大和川クリーンアップ大作戦(大和川再生協議会主催)にボランティア参加した。同社の板倉行央社長が副会長を務める大阪福祉防犯協会が大和川再生協議会に基金を寄贈している縁から、恒例参加しているボランティア活動。有志の社員とその家族13名(大阪福祉防犯協会の有志含め総勢40名ほど)が参加した。
当日参加者は、大阪市住之江区側の海に一番近い河川敷にある大阪福祉防犯協会の緑ののぼり前に集合し午前10時から作業を開始した。予報では心配されていた天候だったが、晴れにも恵まれ、日中20度近くの暖かな気温となり、全員汗ばみながらの清掃活動となった。子ども連れの参加者にはお菓子の詰め合わせ、大人にはお茶やコーヒーがプレゼントされるなど、家族で楽しく参加できたという。それぞれ参加者は、手にゴミ袋を持ち、約20メートルほど川沿いのゴミを拾い集めた。昨年悪天候のため中止だったことから、昨年分含め参加者全員が協力し合って作業に汗を流したという。
この大和川クリーンアップは、長年にわたり有志(大和川再生協議会)により草の根的に始まった活動が広がっていったもの。1999年からは、大阪府・国土交通省近畿地方整備局、沿川市町村が連携協力した形で、毎年3月第1日曜に開催している。今回は、藤井寺市をメイン会場(大和川河川敷運動広場)に大和川・石川流域10市町67会場、奈良県域60会場の合同で実施。約1万6000人 が参加し、約95トンのゴミを回収した(大阪府の発表)。
同社は「地球環境への貢献」を目指す自社の環境方針に沿って「事業所のある地域と人々の環境に配慮し、豊かな暮らしの実現に取組みます」と発信した。