(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は11月29日、 (社福)読売光と愛の事業団大阪支部(大阪市北区)を訪問し、義援金50万円を寄付した。この義援金は、台風19号による豪雨災害被災者への支援活動や地域復興に役立ててもらいたいとの趣旨。
台風19号は、台風としては初の特定非常災害が適用され、災害救助法適用自治体は14都県の390市区町村におよび、死者数は90人で5人が行方不明、浸水被害は300近い河川の流域に及び土砂災害は884件、住宅被害は9万棟を超え、企業活動や農業も大きな損害を受け、現在も各地で2000人以上が避難生活を送っている。
アサヒディードを代表して横尾直樹社長室長は、鳥居昌憲大阪支部長に義援金を手渡した。横尾室長は、昨年の台風21号により、自社店舗も台風の影響で建物被害や営業の一時停止を余儀なくされた事から、地域は違えど、今回の甚大な被害には昨年を思い出し、心を痛めていたとし、「同じような被害にあわれた被災者の支援に役立てて欲しい」と伝えた。
同社では「一つの企業ができる事を継続的に実施する事に意味があると考えております。今後も企業の社会的責任を意識して行動・実践していきたい」としている。