社会福祉法人さぽうと21(吹浦忠正理事長)によって昨年よりスタートした「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金」(深谷友尋委員長)は7月17日、アルカディア市ヶ谷において新たに5名のpp奨学金委員の委嘱式を開催した。
新たに委員となったのは、伊坂重憲氏(神奈川)、大野春光氏(岐阜)、岡本芳邦氏(兵庫)、佐藤孔一氏(新潟)、星野謙氏(山梨)。その後、関係者各位からこの業界有志の取組みについて感想が述べられた。「pp奨学金に対する業界の方々の献身的な思いに敬意を表したい。奨学生の方々を長い目で支援していただきたいと思います」(篠原弘志顧問)。「“人生の本舞台は常に将来に在り”(尾崎行雄(咢堂)氏の言葉)は、奨学生の方々一人ひとりにピッタリの言葉だと思います」(高橋敬子監査)。阿部恭久理事長(pp奨学金副委員長)からは、「業界の姿というのはまだまだ正しく理解されているとはいえません。それは社会に伝達する業界の能力不足なのかもしれません。そのために業界を変えていくという思いをこのpp奨学金を通して進めていきたい」と述べていた。
「pp奨学金」は、かねてより積極的に社会貢献活動を推進してきたパチンコ・パチスロ業界が、いち早く奨学金の問題に着目し、社会福祉法人さぽうと21と共に設立し、返済を求めない学生支援プログラム。2017年2月26日に活動を内外に発信すると共に、支援への協力を呼びかけている。