【総会】遊運連&遊運協 遊運連第1回通常総会開催を祝う

遊技機運送事業協同組合連合会(栗原真会長)ならびに遊技機運送事業協同組合(同理事長)は6月8日、東京・荒川区のホテルラングウッドにおいて、第1回通常総会(遊運連)ならびに第13回通常総会(遊運協)を開催。遊運連は平成27年11月12日創立総会、同年12月17日認可、平成28年1月8日に登記申請により設立、最初の通常総会を迎えた。

夕刻からの合同懇親会において栗原会長は、総会が無事終了したことを報告。4月1日から施行した「製造業者遊技機流通健全化要項」「遊技機製造業者の業務委託に関する規定」において、運送に関する委託部分で「遊技機運送事業協同組合連合会傘下の組合員」という一文が明記され、新流通制度の一翼を担う団体として、業界の健全化に寄与できるようさらなる組織強化を誓った。「私たち遊運連は一丸となって、輸送、倉庫保管において、さらなるセキュリティの強化を図り遊技業界の一員として、また一助となるべく精進していく所存です」と責務の重要性を誓った。

来賓には、警察庁保安課、全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商、東遊商、ユーコーリプロ等の各代表者が紹介。東徹係長(保安課)は小柳課長のメッセージを代読。「遊技機の不正改造事犯においては、遊技機の運送中に不正部品が取り付けられるといった事案が発生した事もあり、遊技機流通におけるセキュリティの確保は喫緊の課題であります。これらの状況の中、地区ごとの組合が遊技機の運送に関するセキュリティを高め、安全安心な輸送サービスを提供するため、連合会が設立された事は、私どもにとっても大変心強く感じます。遊技機流通の健全化はぱちんこ営業の根幹をなすものであり、まさに皆様方の業務のあり方次第でその正否を大きく左右するものです」と新流通制度による遊運連の役割に注目、さらなる健全化に期待を寄せた。

その後、伊東慎吾常務(日遊協)、筒井公久副理事長(日工組)、小林友也副理事長(日電協)、伊豆正則理事長(回胴遊商)が祝辞、中村昌勇会長(全商協)の乾杯の音頭により、懇親を深めた。なお、遊運協の役員改選では、栗原真理事長を再任、高橋勝司氏、高部鉄次氏、三國治氏、丹羽淳一氏の4副理事長など執行部を強化した。