娯楽産業 
一般社団法人日本遊技関連事業協会の近畿支部(福井章支部長)は4月18日、KKRホテル大阪において平成26年度支部総会並びにセミナーを開催。任期満了による役員改選は、福井支部長(写真)、井上威夫副支部長、板倉孝次副支部長を再任した。
3月27日付で着任した宮崎光一保安課長(大阪府警・生活安全部)は、(1)大阪府下における犯罪情勢(2)遊技料金、賞品価格の限度額に関する基準の遵守について(3)賞品の買取の絶無について、を要請した。
この後、支部セミナーは、石橋保彦氏(ゲームカード・ジョイコホールディングス会長兼社長)の「ECO遊技機の今後の動向について」、篠原弘志専務(日遊協)の「遊技産業における当面の諸問題」、大久保正博副会長(日遊協)の「機構活動の意義とセキュリティ」、日遊協近畿支部セキュリティ対策委員会の「巧妙化するゴトを考える〜クレジットゴト編」の4テーマを開催した。
篠原専務からは、昨年12月に国会提出されたIR(カジノ)推進法案の状況について(1)国会審議で法案成立には「依存症対策」の付帯決議がなされる可能性が高い(2)広告宣伝の規制強化の可能性が高い、と重点事項を解説。また国会審議中「場合によっては、パチンコ業の状況について参考人招致の可能性もあるかもしれない」と、パチンコ業界にとって試金石になるとした。