一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)の北海道支部(美山正広支部長)は9月25日、札幌ガーデンパレスにおいて、第33回支部通常総会を開催。支部長については、美山支部長を5選し、支部運営の活性化に努める。
美山支部長は、業界はIR法案により、依存問題の対応に奔走され、続くコロナ禍を耐えたと、これまでの8年間を振り返った。やっと、スマート遊技機の登場など明るい兆しが出てきたところ。北海道支部として、活性化に向けた取り組みに今後連携して取り組みたいと再任の抱負を述べた。
宮下英昭保安課長(北海道警察本部生活安全部)は、「ぱちんこ営業の健全化推進について」講話。広告宣伝についての健全化、依存対策への継続した対応、不正関連への毅然とした対応を掲げた。そして日遊協の横断的組織の特徴を生かして多様な問題に対処して欲しいと期待した。
初となるオンラインセミナーは、「ネバーギブアップ」と題して、鈴木啓之氏(シロアムキリスト教会牧師)を講師に招いて会員で共有。若気の至りとはいえ、イレズミ牧師として再出発。過去の十字架を背負いながら、行き場のない人にメッセージを送り続けている鈴木牧師は、人と人との繋がり、信じることを強調した。今も受刑者の再出発のための活動を行って、一人ひとりと向き合っているという。そんな中で、業界に向けて、パチンコはなくてはならない役割があると、大衆娯楽の重要性を説いた。
なお、支部総会は全国各地の日遊協支部長が集結し、連携強化の機会としていた。
【新役員】(敬称略)
支部長/美山正広
副支部長/伊豆正則、山本淳一、松谷義明
役員/櫻井篤行、藤井和宣
相談役/松谷明良