一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)の中部支部(榎本悟支部長代行)は9月21日、名古屋ガーデンパレスにおいて、第33回支部通常総会を開催した。支部長については、任期満了期まで榎本支部長代行のもと、支部活動を続けることとなった。
榎本支部長代行は冒頭あいさつにおいて、「スマスロ、スマパチの導入が始まっているが、まだまだ諸課題があるとして、連携を密に、リモートによる協議、社会貢献活動に取り組んでいる。また、依存対策に向けた自己申告・家族申告プログラムの推進含め、情報共有をすすめて業界の健全化に努めていきたい」と述べた。
来賓には中部管区警察局総務監察・広域調整部広報調整第一課の宇佐見孝之調査官、愛知県警察本部生活安全部の中村健宏保安課長、中部遊商の山名泰理事長、愛知遊協の真城貴仁理事長が祝辞を述べた。宇佐見管理官は、広告宣伝の健全化、のめり込み対策の取り組みの2点について要請。中村保安課長は、業界唯一の横断的組織として連携をさらに強化して、健全化を進めて欲しいと期待した。これを受けて、西村会長は、広告宣伝への対応について日遊協がまとめ役となり、行政含めた緊密なやりとりを進めていることを報告した。
議事に際しては、榎本支部長代行を議長に選して、進行。3議案を上程し、原案通り承認した。執行部対応では、支部長不在の状況だが、支部の連携を整えることに注力し、榎本支部長代行により任期満了まで対応することを承認。新たに副支部長として、権田淳氏(キング観光・副社長)を補充選任した。
報告事項等では、日遊協本部活動結果報告等について、御手洗伸太郎専務理事が説明。特に広告宣伝の案件については、ガイドラインの解釈運用について中心的に対応しているところから、その進捗を説明した。
第2部の講演では、愛知県警保安課の松崎好伸課長補佐による講話、「広告宣伝ガイドライン違反とならない広告宣伝へ」と題して、日遊協風営法PTリーダーの茂木欣人氏が具体例を含めて詳しく解説した。なお、茂木氏の講演については、10月5日の近畿支部総会の際、オンラインセミナーとして共有する。