(社)日本遊技関連事業協会(深谷友尋会長・写真右)は6月13日、東京・新宿区のハイアットリージェンシー東京において、第24回通常総会を開催。深谷友尋会長が辞任して6代目会長に庄司孝輝氏(写真左)が就任した。
総会冒頭に挨拶に立った深谷会長は、業界の健全化と共に近代化を取り入れるべく進んできた。会長となって12年間に店長教育講座や貯玉保証、取扱主任者制度など様々な活動を立ち上げて実行してきた。これからの娯楽産業をどう導いていくかを考えて、ニューリーダーを迎える事が必要と思い至ったと語り、会長の職を辞する旨を述べた。
総会中に実施された臨時理事会において庄司孝輝副会長の会長就任が決定し、深谷氏の相談役就任も併せて決定された。庄司新会長は「困難な問題が多々ありますが、継続的・安定的に成長させる為にはこの産業がどう体質を変えればいいかという事が重要です。直近の損得ではなく、この業が変わらないとならない時に来ており、一番の課題であるファンの減少はこの業界が50年で変わりきれなかった。お客さんを中心に物事を考えられなかった。改めて産業活性化に向けて日遊協として微力ながら進めていきたい」と挨拶した。
講話に立った警察庁生活安全局保安課の古谷課長は、広告宣伝の健全化徹底やのめり込み防止、遊技機の不正改造、賞品の買取禁止と賞品の取り揃えの充実、遊技機の適正な管理など9項目について改めて要請を行った。