娯楽産業 
岩手県遊技業協同組合(工藤嘉理事長)は5月21日、盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウイングにおいて、2021年度通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選は、工藤理事長を3選した。
工藤理事長は、世界中を震撼させたコロナ禍の中の業界環境を回顧し、「ホール及び遊技台の安全性のアピールや感染防止のためのガイドラインを作成し、全てのホールにおいて徹底した感染予防対策を行った結果、現在までもホールからのクラスターは皆無です。私たちはこの先当分の間、アフターコロナというよりはウィズコロナという考え方の下で、感染予防対策の徹底や従来からの課題であるのめり込み対策への徹底した取組み、そして業界が一体となって経営上の諸問題改善に向けた取り組みを最重要課題として取組み推進していく事が命題です。組合員各位におかれましては、身近な場所で、多くの人に、気楽に、安心して遊んでいただけるパチンコ遊技を提供するため、今後ともご尽力いただきますようお願いします」(要旨)と大衆娯楽の堅持を呼びかけた。
総会は、新型コロナウイルス感染防止のため、出席者を制限しての開催となり、組合員総数60名中本人・委任状を含み38名により成立報告。山田栄作副理事長、金信成副理事長を議長団に選出して、全5議案は原案通り承認した。任期満了による役員改選では、員外を含む理事14名監事2名を選出、臨時理事会において、工藤理事長以下、新役員を承認した。例年の組合功労者ならびに長期勤続従業員等の表彰式は行わず、受賞者を読み上げ、拍手により表彰の栄をたたえた(提供・ほくとう通信社)。
【新役員】(敬称略)
理事長 工藤嘉
副理事長 金山正行、山田栄作、金信成
専務理事 藤原剛