【総会】岐阜遊協 金光理事長を再選

岐阜県遊技業協同組合(金光淳用理事長)は5月26日、岐阜市の岐阜グランドホテルにおいて、第61期通常総会を開催した。

金光理事長は、コロナ禍そして遊技機の経過措置1年延長など、業界を取り巻く環境は激変しているとした。「ファンの減少が続いている中、地域の憩いの場提供に努力する組合員の方々のため、組合運営に微力ですが、理事長を任され1年3カ月が経過しました」と、厳しい業況ながら、回胴式遊技機の内規変更、スマート遊技機の発表など、一筋の光明も見られるとした。「今まで以上に、社会との接点づくりが求められています。諸先輩方が長年築き上げてこられた組合の歴史を尊重し、しっかり踏まえつつ、令和の今の変革を避けて通る事はできません。協同組合の本質である協同事業の改革、改善。組合組織の改革、様々な課題があるからこそ、同じ業を営む同士として、開かれた組織としてより良い事業環境づくりに貢献できる組合でありたい」と組合の意義を述べた。

来賓の森島竜一生活安全部長(岐阜県警察本部)は、コロナの感染防止対策、依存対策など、「健全化に強いリーダーシップを発揮して欲しい」と組合の取組みに期待した。

総会は組合員64名中、本人出席37名、委任状出席23名で成立。議案審議に際しては全9議案の審議を行い、原案通り承認。役員改選では、金光理事長の再選と、副理事長4名の執行部を選定した。

総会終了後には、健全営業について、松岡孝臣課長補佐(岐阜県警本部生活安全総務課)が講話を行り、終了後には、全日本遊技産業政治連盟(阿部恭久会長)から、木村義雄(よしお)前参議院議員、東野昌一副会長(MIRAI・代表)、千原行喜副会長(余暇進・副会長)、大饗裕記副会長(回胴遊商・理事長)が駆け付け、政治連盟の活動趣旨を呼びかけた。

【新役員】(敬称・略)
理事長 金光淳用
副理事長 呉岡 勉、清水達浩、長尾信幸、向井誠悟