【総会】富山遊協 「真白えびこ(仮称)」のイメージキャラ作成へ

富山県遊技業協同組合(永森豊隆理事長)は5月24日、富山市内のホテルグランテラス富山において、令和5年度通常総会を開催。県遊協イメージキャラとして「真白えびこ(仮称)」作成を決議した。

冒頭、永森理事長は、コロナ分類が5類となり、社会生活は少しずつ戻りつつあるようで、ゴールデンウィークのホール営業もまた、ファンが戻りつつあると感じたとした。スマート遊技機の登場が始まっているが、大手と中小の格差(投資や納入優遇等)が広がっているようだ。不公正な販売方法では改善が見られず、中小のホールは取り残される一方とした。「遊技を楽しみに来店して下さるお客様のため、私たちはあらゆる努力をしなければならない。広告宣伝ガイドラインに基づき、適切なお客様へのご案内、ファン感謝デー等もその一つ。いちホールには限界があろうが、全日遊連という全国組織のもとに集まり、悪しき慣習の是正、社会的な地位向上に取組めるよう、組合員各位の協力をお願いしたい」と総親和を呼びかけた。

来賓祝辞において、富山県警察本部の高島秀之生活安全部長は、大衆娯楽・ぱちんこ営業が多くの方に親しまれ続けるよう、健全営業を盛り上げ、依存対策にも引き続き取組んで欲しいと要請した。引き続き、生活安全企画課の金尾浩志調査官からは、「ぱちんこ営業の広告宣伝等の規制について」と題して講話した。広告宣伝のガイドラインが作成された趣旨を自覚して欲しいと要請。依存対策に関連し、本年4月「富山県ギャンブル等依存症対策推進計画」についても連携を促した。組合では、広告宣伝ガイドライン(2版)、Q&Aが作成中であり、揃い次第に研修会を開催するなどして、周知していくとした。

議事に際しては、澤田修宏副理事長、浜谷裕之副理事長を議長団に選出し、全9議案を原案通り承認した。その中、組合員店舗数は、前年比6店舗減少し53店舗、遊技機設置台数は、前年比1511台減少の3万1406台となった。最終議案では「富山県遊協イメージキャラ『真白えびこ(仮称)』作成について審議。青年部から組合をより県民に向けてアピールするためキャラクター作成して、各種活動に活用していく目的。富山県の名産である「白エビ」を擬人化し、また、県内に白エビのキャラが無いこともあり、組合活動を通じて利用していく。今後は4社によるプレゼンを実施し1社を決定。7月にも完成を目指している。

富山県遊技業協同組合