【総会】大分遊協 3団体に寄付

大分県遊技業協同組合(木下哲二理事長)は5月26日、ホテルサンバリーアネックス(別府市)において、第57回通常総会を開催。新型コロナウイルス感染が5類移行を受けて、4年振りに通常開催となった。功労者表彰では退任役員1名を表彰した他、3団体に寄付した。

木下理事長は、コロナ禍により3年間総会を縮小していたが、今回は通常通り開催できることに謝意を述べた。全国的に店舗が減少しているが、「大分でもコロナ前と比べて22店舗減少し、今90店舗。多くの仲間が業界を去っていきました」と報告。そうした中、昨年よりスマート遊技機が市場に導入されたものの、導入コストの負担から格差も懸念されるとした。続けて、「コロナ禍によって、自宅での余暇が多様化しています。パチンコ・パチスロのファンをこれ以上減少させないことはもちろんですが、楽しい、面白いとファンが感じてもらえることが、ファン開拓の一番の源泉です。パチンコ・パチスロの魅力を共に高めていきましょう」と述べた。

議事に際しては、岩田憲行副理事長、茂鉄也副理事長を選任して、全5議案を上程し、原案通り承認した。役員の補充選任では、専務理事の近藤一男氏が退任し、汐見一夫氏(事務局長)が就任した。

その後、来賓祝辞を足達竜二生活安全部長、「適正営業について」を村田芳久室長補佐(生活安全企画課許可等事務管理室)が行政講話し、広告宣伝ガイドラインへの理解を促した。また、事業振興表彰(ヤクルト関係5ホール・サントリービバレッジソリューション関係5ホール)を開催し、続けて社会貢献活動として、公益社団法人大分被害者支援センター、公益財団法人大分県防犯協会、公益財団法人大分県暴力追放運動推進センターに寄付した。