関東1都10県が集まる全関東遊技業組合連合会(伊坂重憲会長)は7月12日、軽井沢プリンスホテル・ウエストにおいて、長野遊協(青松英和理事長)の幹事により第30回定時総会を開催。伊坂会長は、「このたびの西日本を中心とした『平成30年7月豪雨』災害により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災され不自由な生活を余儀なくされている皆様に心よりお見舞い申し上げます」との意を示し、西日本豪雨による甚大な被害によるホール店舗の窮状に対して、「まだ全容がはっきりしていない状況でありますが、岡山、広島、愛媛の被害が甚大であります。皆様にお願いしたいのは、それぞれのお立場から、義援金も特に大事でありますが、中古機や設備などにおいても被害ホール現場のニーズに応え、助けていただきたいのです。この災害によって廃業するホールが続出するような事があってはならないと思っておりますし、明日は我が身でありますので、どうかよろしくお願い申し上げます」と相互扶助の精神を呼びかけた。
IR実施法案は今国会中に成立する事がほぼ確実となっている中、カジノの日本上陸がほぼ確実となっているとして、「業界の閉塞感を打ち破り、大衆娯楽を活気付けるため、全日遊連を中心に一致団結し、大衆娯楽への回帰を大優先」にする事を再喚起する総会となった。
来賓に長野県警察本部生活安全部主席参事官である降旗大造生活安全企画課長、同・町田勉許可事務担当室長兼管理幹、片山晴夫専務理事(全日遊連)を来賓に迎え、全3議案を上程して原案通り承認した。
懇親会では、中村昌勇理事長(東日本遊商)の祝辞、杉本勇一署長(軽井沢)の乾杯の音頭により、業界連携を醸しだし懇親を深めた(写真は、関東各組合の退任役員を表彰の模様(中央が伊坂会長))。