財団大遊協 留学生達が着物でお茶会

公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は11月5日、茶道家の集りである茶道裏千家淡交会大阪西青年部との共催で、府内の外国人留学生を対象とした日本文化体験会「国際交流茶会」を開催した。

大阪府松原市のまつばらテラス(輝)にて行われた交流会は、留学生が日本を代表する文化である茶道と着物の着付け、古くからの遊具等を体験する事で、日本への理解をより深め、ゆくゆくは母国と日本の文化交流及び国際相互理解の促進に貢献する事が目的。財団大遊協が援助を行う奨学生はじめ、府内の大学から広く留学生を募集し、92名が参加した。

当日は午前・午後の2部構成で進行した。受付順に留学生達の着付けを行い、待ち時間は別室で折り紙や剣玉、独楽、将棋、ふくわらいといった日本の伝統的な遊びを楽しんだ。参加者には女性の姿が多く、日本人でもなかなか着る機会のない着物体験に感激し、記念写真を撮る姿がいたるところで見えた。「初めて着物を着ました。華やかな模様が描かれていて心躍ります」とカップルで参加した留学生。恋人と写真撮影をしながらはしゃいでいた。

茶道体験では淡交会のメンバーによって茶菓子と抹茶が提供された。はじめは皆、正座を崩さずかしこまっていたが、座主の「楽にして下さい」との言葉にほっとしながら各々リラックスして楽しんでいた。参加者は色とりどりの茶菓子の綺麗さに目を輝かせ、食べるのを惜しんだり、お茶の苦さに驚いていたりと、初めてづくしの体験となった。体験の中では“おもてなし文化”のシンボルともいえる茶道について説明が行われた。茶器や掛け軸の意味などについても触れられ、参加者は真剣な眼差しで聞き入っていた。


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