大阪IR推進局 IRへの理解を深めるセミナー開催

大阪府・大阪市のIR推進局は7月19日、堺市北区の公益財団法人堺市産業振興センターにおいて、3回目となる「知る、分かる、考える、統合型リゾート(IR)セミナー」を開催した。

大阪府・市では夢洲地区へのIR誘致に向けた取組みを進めており、セミナーは府民の理解を深める主旨で行なわれている。大阪府・市ではかねてよりIRの研究を進めてきたが、昨年12月にカジノを含む複合型国際環境拠点を整備するIR推進法の成立を受け、今年4月に全国唯一となる政令指定都市と都道府県の共同設置となる大阪府・市IR推進局を設置。国のスケジュールでは秋の国会で実施法案が上程される予定で、大阪府・市のIR推進局においても構想案を作成すべく関係有識者の意見を聞きながら詳細な内容をまとめているところだ。

IR推進局の金森佳津理事によると、現段階においてIR設置に関して国民の意見は賛否両論だという。その理由はギャンブル依存症の問題や、来日外国人が増える事で、地域の風俗環境が悪化するのではという懸念だ。現在、IR推進局では懸念事項への議論も重ねており、具体的な方向性が見えてきた段階で秋以降、第2クールとして同趣旨のセミナーを開く予定でいる。今回のセミナーでは何故、大阪府・市がIRを誘致するのか、そしてどの様な効果を期待しているのか、という説明が行われた。

講師は推進局の池田佳介参事と大阪府・大阪市IR推進会議の溝畑宏座長が務めた。池田参事は夢洲まちづくり構想検討会において今年2月にとりまとめた予定地である夢洲の活用案などを説明。溝畑座長は「なぜ、IR(統合型リゾート)が大阪に必要なのか?」と題し、国や地方の経済や観光情勢、IRを設置する事で想定される経済効果などを語った。「目的は経済的に低迷している関西、そして大阪をもう一度元気にしたいという思い。課題は山積しているが府民の皆様と共有しながら推進していきたい」と溝畑氏。今後、IR誘致に向け、ギャンブル依存症対策や青少年の健全育成、地域風俗環境等の保持などの懸念事項の最小化を図り、地域の合意形成に向け府民の理解を促進していきたいと語った。


2017.07.20 更新

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