警察庁 風俗環境の現状等について

警察庁生活安全局保安課は3月22日、平成27年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締まり状況等についてレポートを発表した。

レポートには同年中における風俗営業等の許可・届出数(営業所数等)の概要や、風俗営業者等に対する行政処分の状況、風俗関係事犯の取締り状況について掲載されている。

ぱちんこ等営業(7号・まあじやん営業、ぱちんこ営業、その他)に関しては、平成27年末の許可数は2万1,048件で、前年より1,049件(4.7%)の減少。ぱちんこ営業の許可数は、ぱちんこ遊技機設置店10,319件、回胴式遊技機等設置店991件、計11,310件で前年(11,627件)より317件減少している。

ぱちんこ遊技機等の備付台数等の推移は、ぱちんこ遊技機の備付台数が減少している一方で、回胴式遊技機の備付台数は増加している。平成27年末のぱちんこ遊技機等の備付台数は457万5,545台で、前年より2万2,274 台(0.5%)減少。1店舗当たりの備付台数は、前年より9.2台増えた。

ぱちんこ遊技機等備付台数別の営業所数の推移は、ぱちんこ遊技機等備付台数500台以下の営業所が減少している一方で、備付台数 501台以上の営業所が増加している。ぱちんこ遊技機等備付台数別の営業所の構成比は、平成 27年末は300台以下が39.0%で、前年より0.9%減少、501台以上が24.9%で、前年より1.1%増加した。

【主要検挙事例】
ぱちんこ営業者による賞品買取り事件/ぱちんこ店経営者らは、平成27年4月、同店に付設された賞品買取所において、同店が遊技の結果に応じて客に提供した賞品を買い取った。 6月、同経営者らを風営適正化法違反(賞品の買取り)で検挙した。

遊技機使用賭博事犯/過去5年間の遊技機使用賭博事犯の検挙件数・人員は、おおむね減少傾向にあったが、平成27年中はいずれも増加した。平成27年中の遊技機使用賭博事犯の検挙件数・人員は100件・472人で、前年より36件(56.3%)、124人(35.6%)増加した。

パチスロ等賭博店における常習賭博事件/賭博店経営者らは、平成27年3月から5月までの間、店内にパチスロ機等を設置し、賭客を相手に賭博をした。9月までに、経営者ら7人を常習賭博で、賭客5人を賭博で検挙したほか、みかじめ料として賭博店から犯罪収益を受け取っていた3人を組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等の収受)で検挙した。


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